施工事例

日々の疲れを癒す、カフェ風を叶えて

リノベーション後:カフェ風に仕上げた無垢羽目板の壁とペニンシュラ型キッチンのあるリビング

Renovation Data

  • 札幌市N様邸
  • 種別/マンション
  • 築年数/22年
  • 工期/約2ヶ月

リノベーション費用

リノベーション費用の価格帯表示

ほぼ新築で入居したマンションも、20年以上経過すると設備の古さや使い勝手の悪さが目立ち始めます。N様邸も例外ではなく、閉鎖的なキッチンと暗い和室が、日々の暮らしにストレスを与えていました。

そこでキッチン設備を交換するタイミングで、マンション全体のリノベーションを計画。N様が好きなカフェ巡りで得たヒントをもとに「かっこよくて、くつろげるカフェ風」をテーマに、約2ヶ月かけて住まいを一新しました。

帰省したお子さんたちも「本当に我が家?」と疑うほど、内装も雰囲気も大変身。築22年のマンションが、まるで新築のようなおしゃれな空間に生まれ変わりました。


カフェ風リノベーションで実現した暮らし

リノベーション後:腰壁で仕切られた寝室とリビングの一体空間。寝室の奥の窓の光が届く。

「便利で静かなこの場所で、仕事から帰ってきてゆっくりくつろげ、老後も安心して暮らせるようにしたい。」そんな理想を叶えるため、「かっこよくて、くつろげるカフェ風」をテーマに、N様邸は驚くほどの変貌を遂げました。無垢羽目板の温かみとネイビーブルーのシックさが調和した、唯一無二の空間です。

壁を取り払い開放感あふれるLDKへ

リノベーションの最大のポイントは、キッチンや和室の壁を取り払い、LDKを広いワンルームのように使ったことです。

リノベーション後:腰壁で仕切られた寝室とリビングの一体空間。寝室側からの風景。半透明ガラスの収納ですっきり見える。
リノベーション後:腰壁で仕切られた寝室とリビングの一体空間。別角度。ライトグリーンのロールスクリーンがやさしい雰囲気。

寝室として使う元和室は洋間に変更して、リビングとの間に低い腰壁を新設。コンセントなどを付けてベッドヘッドにも使えるようにしました。キッチン、リビング、寝室がゆるやかに繋がる一体空間になったことで、室内のどこへもスムーズに移動でき、家事動線も大幅に改善。開放的で暮らしやすいマンションリノベーションが実現しました。

憧れのペニンシュラ型キッチンとサブウェイタイル

リノベーション後:開放的なリビングダイニング全景
キッチン:LIXIL ノクト

N様のこだわりが最も詰まっているのがキッチンです。古い設備を一新し、壁で囲まれた独立型キッチンから、開放感あふれるペニンシュラ型キッチン(LIXIL ノクト)へ大変身しました。

天板は幅広タイプを選び、ダイニング側からもカウンターのように使える設計に。大人数が集まった際にも、料理を囲みながら会話が弾む空間です。

リノベーション後:キッチンのサブウェイタイルの背面壁

背面の壁には、カフェのような雰囲気を演出するサブウェイタイルを採用。廊下が見えていた窓風の開口をすべて塞いで壁を設け、N様が大好きな雑貨を飾る造作棚も設置しました。タイルの質感と造作棚が、まさに「憧れのカフェ風キッチン」を実現しています。

無垢羽目板で温かみのある内装に

玄関から続く板張りの腰壁も、N様邸の大きな特徴です。既存も腰壁風のデザインでしたが、平板なパネルから無垢羽目板に張り替えることで、住まいの表情が驚くほど豊かになりました。

リノベーション後:ネイビーブルーの扉が印象的な玄関と板張り腰壁のある廊下
リノベーション後:ネイビーブルーの扉とハンギングバーのある玄関収納。ハンギンググリーンを飾っている。
リノベーション後:エコカラットを貼ったニッチのある玄関正面

自然素材ならではの温かみと質感が、カフェ風の雰囲気にぴったり。触れるたびに木の優しさを感じられる、こだわりの内装です。

ネイビーブルーで統一した玄関扉

リノベーション後:ネイビーブルーの扉とハンギングバーのある玄関収納。別角度。ご自身で取付た飾り棚との相性も抜群。

扉はネイビーブルーで統一。シックで落ち着いた色合いが、カフェ風の雰囲気を引き締めます。ハンギングバーには衣類だけでなく、グリーンを飾ることで玄関を明るく彩る工夫も。

玄関正面には、入居当時からあったニッチを活用しエコカラットを貼りました。デザイン性はもちろん、消臭・調湿効果も期待でき、機能性とデザイン性を両立した玄関リノベーションです。

こだわりの造作洗面台とタイル選び

リノベーション後:集成材カウンターと名古屋モザイクタイルで仕上げた造作洗面台

洗面化粧台は、既製品ではなく造作洗面台を採用。集成材でカウンターを造作し、ミラタップ(旧サンワカンパニー)のエレガンス スクエアを乗せました。ミラーはスミスを選び、すっきりとした印象に。

カウンター下には名古屋モザイクのタイルを2種類使い分けました。正方形タイルのイストワルと、見切りのようにエリアボーダー彩を組み合わせることで、唯一無二のデザインに仕上がっています。

機能面でも妥協はありません。収納ボックスや乾燥機が棚にぴったり収まる寸法で造作し、ハンギングバーも設置。おしゃれと快適さを両立した洗面室リノベーションです。

トイレにも造作カウンターでカフェ風を演出

リノベーション後:造作カウンターと華やかなアクセントクロスのあるトイレ


トイレも洗面室と同様、集成材でカウンターを造作し、ミラタップのレプトを乗せました。

ミラーはSUSメタ インウォールを採用し、空間に奥行きを持たせています。


アクセントクロスは、シックでありながら華やかなデザインを選択。

お施主様支給のペンダントライトが空間を際立たせ、トイレとは思えないほどおしゃれな空間に仕上がりました。

N様が大切にされたこと

リノベーション後:お子さんが作成した鹿のペーパークラフト。
リノベーション後:寝室とダイニングを仕切る腰壁の上にうさぎの置物やゴールドのテーブルライトをディスプレイ。
リノベーション後:ダイニングのベンチ。ブラックの革張りがウォールナットの腰壁と似合っている。

N様邸のリノベーションがスムーズに進んだ背景には、N様ご自身の丁寧な準備がありました。カフェ巡りで撮った写真や雑誌の切り抜きをまとめたノート、家具配置のスケッチなど、「こんな暮らしがしたい」というイメージを具体的に共有していただけたことで、設計段階から理想の形を明確にできました。

もちろん、最初から明確なイメージをお持ちでない方も多くいらっしゃいます。現地調査では実際の暮らしぶりをお聞きしながら、お客様ご自身も気づいていなかった改善ポイントを一緒に見つけていきます。大切なのは、「今よりもっと快適に暮らしたい」というお気持ち。そこから一緒に、あなたらしい住まいの形を探していきます。

Owner’s Voice

R&Rstudioに依頼した決め手は現地調査での対応でした。室内を見て回りながらいろいろアイデアを出してくれ、自分が気づかなかった改善箇所も提案してくれました。

After

リノベーション後:リビングのソファとテレビ周り
リノベーション後:カフェ風リビングの全景
リノベーション後:キッチンからリビングを望む視点
リノベーション後:キッチンからダイニングの眺め
リノベーション後:ダイニングテーブルとキッチンの配置
リノベーション後:ダイニングスペース
リノベーション後:LIXIL ノクトのペニンシュラ型キッチンとサブウェイタイルの背面壁
リノベーション後:トイレの全景。造作カウンターと花柄のアクセントクロス。
リノベーション後:玄関の全体像
リノベーション後:廊下から見た玄関。
リノベーション後:室内のディテール
リノベーション後:洗面台の詳細
リノベーション後:個室の様子

Before

リノベーション前:リビングの様子
リノベーション前:従来の和室
リノベーション前:別角度からの室内
リノベーション前:玄関の様子
リノベーション前:廊下の状態
リノベーション前:玄関の様子
リノベーション前:洗面所の状態
リノベーション前:古いキッチンと閉鎖的な間取り
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