【ワンポイント施工事例】トクラスキッチン編
今回はほぼフルリノベを完成されたお施主様の事例をご紹介していきます。

当初は施工事例掲載NGのお施主様でした。ですが、出来上がりが想像以上に素晴らしく「共有してみたくなった」そうです😊 私達も計画当初から絶対素敵な仕上がりになるので、施工事例として掲載したいと思っていました!ご満足いただけるリノベーションができ嬉しく思います。
現在リノベーションやリフォームをご検討中の方々に、ご参考にしていただければ幸いです。
今回はキッチン編をご紹介します。
施工前の課題:独立型キッチンの不便さ
– Before-


既存のキッチンは壁に囲まれた独立型。調理中はダイニングの様子も見えず、窓からの景色も楽しめない空間でした。
お施主様からは「ダイニングや景色を見渡しながらお料理がしたい」「家族とコミュニケーションを取りながら調理したい」というご要望をいただきました。
そこで、独立型から対面式のペニンシュラ型キッチンへと大きく変更することに。この決断が、空間全体の魅力を引き上げるポイントとなりました。
トクラスコラージアで実現した理想のキッチン空間

今回採用したのは、トクラスの「コラージア」。ペニンシュラ型のキッチンで、ダイニング側には収納がついているタイプです。
お施主様はダイニングテーブルで書き物をされることが多いとのこと。そこで、ダイニング側の収納を文房具や書類の定位置として活用いただけるよう設計しました。調理スペースとワークスペースがシームレスに繋がる、機能的な間取りです。
ネイビーソーン×アイアンブラックの上質な配色
扉面材には深みのある「ネイビーソーン」を、カウンターには「テノールカウンター アイアンブラック」を選定しました。
テノールカウンターは、衝撃・汚れ・キズに強く、さらに熱にも強いという優れた性質を持っています。美しさと機能性を兼ね備えた、トクラスならではのカウンターです。この組み合わせが、空間全体に洗練された印象をもたらしています。
フロントオープンの扉を開いても、広々とした通路幅を確保。大容量の収納でありながら、動線を妨げない設計です。
ダイニング側収納で実現する快適な動線


収納内部は、文房具・書類・日用品などをすっきり整理できる空間に。キッチンとダイニングを行き来する中で、必要なものがサッと取り出せる快適さを実現しました。
照明デザインで魅力を引き立てる工夫
キッチン空間をさらに印象的にするため、間接照明を2箇所に採用しました。


20cm下がり天井で叶える立体的な空間演出
天井は20cmの下がり天井を造作。間接照明を仕込むための仕掛けです。
照明器具に合わせて器具を乗せる面を大工さんに造作してもらいました。この下がり天井により、広いLDKの中でキッチンエリアが際立ち、空間全体に奥行きとメリハリが生まれています。
床には朝日ウッドテックの「MSX-L ドライオーク」を使用。通常のオークよりも彩度の低いマットな質感が、ネイビーのキッチンを一層引き立てます。下がり天井には同じトーンで床より少し濃い木目のリアテックシートを貼り、LDとキッチン空間を視覚的に分けました。
ガラスタイルを照らす、カップボード裏の間接照明

カップボードの吊戸の裏にも間接照明を仕込みました。こちらも器具に合わせ、壁をふかし掘り込む造作を施しています。
この照明の目的は、名古屋モザイクの「ニューヨーカーグラス」を美しく照らすため。実は、打ち合わせ当初は間接照明を入れる予定はありませんでした。
しかし、ガラスタイルを貼ることが決まった際、「せっかくの美しい素材を、もっと際立たせたい」というお施主様のこだわりから実現したポイントです。光を受けて輝くガラスタイルが、キッチン空間に上質な表情をもたらしています。


こだわりの設備と素材選び
海外ブランド設備で叶える本格的なキッチン
設備機器にも徹底的にこだわりました。
- KOHLER社のタッチレス水栓:手をかざすだけで水が出る、衛生的で使いやすい水栓
- ミーレ社のフロントオープン食洗器:前開き式で食器の出し入れがしやすく、洗浄力も抜群
- リンナイのガスオーブン:本格的な料理を楽しめる高性能オーブン
お料理好きの方も大満足な、プロ仕様の設備が揃ったキッチンです。



今回ご紹介したキッチンのように、独立型から対面式への変更や、間接照明を活かした空間演出など、お施主様のこだわりを形にするリノベーションをR&Rstudioでは実現しています。
「こんなキッチンにしたい」「うちの場合はどうなる?」など、リノベーションに関するご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。現地調査・お見積りは無料です。
次回は洗面化粧台の事例もご紹介していきます。どうぞお楽しみに。










