先日、北広島市にあるピーエス株式会社のコンセプトショールーム「PSマダガスカル」でのスキルアップセミナーに参加してきました。
ピーエス株式会社さんは産業用加湿器、加湿システム、除湿機、除湿型放射冷暖房システム、放射型ラジエータなどの専門メーカーで、温度や湿度のプロフェッショナルです!
驚いたのがショールーム内のたくさんの植物たち。
建物内とは思えないほど、生き生きと育っています。
なんと、夏場だけではなく、冬場も枯れずに元気だそうです!
その秘密が、ピーエスさんの放射冷暖房ラジエータや複数の加湿設備。通年で20℃以上の室温と50%前後の湿度が保たれているそうです。
こちらのパーテーションのようなものが除湿型放射冷暖房です。インテリアに馴染む意匠性も備えています。(なんと色は標準で56色もあるそう!)「除湿型放射冷暖房PS HR-C」はラジエータの中に水を循環させ、空間全体を放射と自然対流により、自然な温度変化と、安定した涼しさ/暖かさをつくります。
空気を直接冷やして室内に送り、温度を下げることによって冷却するエアコンと違い、放射冷房は空気を冷やすのではなく、物体や人に対して直接的に冷却を行います。冷却パネルから放射される冷却エネルギーによって、周囲の物体や人の温度が低下します。洞窟や鍾乳洞、トンネルなどの中に入るとひんやりする原理と一緒で、”芯から冷える”といった感覚です。建物の躯体自体を冷やすので、R&Rstudioでも取り組んでいる高断熱住宅の建物と相性が良い設備です。
セミナーの際にこのPS HR-Cの側に座りましたが、風がないのにひんやりとしていて、とても快適でした。
もちろん、部屋の中で設備に近い方が涼しさを感じますが、エアコンのように直接風が当たって寒すぎる/エアコンから遠いので暑い…といったことがありません。建物全体が快適な温度に保たれている中で、暑がりな人はパネルの側へ、そうじゃない人は少し離れたところへ、とメリハリをつけることができます。
また、エアコンは効率のために窓を閉めなくてはなりませんが、この冷暖房では風を存分に入れていいというのも嬉しいポイントです。
やや高めの室温でも涼しく感じることができるので省エネにもなります。
また、湿度管理の点でも優れています。ラジエーター内に冷水を流して冷却するため、氷をいれた飲み物でコップの周りに水滴がつくのと同様に、パネルに水滴を発生させ、自然除湿を行います。水滴は下部についているドレンと排水管で流れていきます。今回の体験で感じたのがこの湿度の心地よさでした。嫌な湿度も、乾燥もなく、快適な空気を肌で感じることができます。
北海道の夏も年々気温が高くなり、冷房がかかせなくなってきましたが、実はエアコンが苦手…といった方も少なくないかと思います。
・風が直接当たると寒すぎる
・空気が乾燥する
・大きな音が気になる
・効率のため窓が開けられない…
エアコンのこんなデメリットを解消できる「除湿型放射冷暖房PS HR-C」。
冷房の新しい選択肢にしてみてはいかがでしょうか?
気になる方はご相談ください!
次回は是非冬場の暖かさも体験させていただきたいと思います!
ピーエスさん、ありがとうございました。
PS マダガスカル(北海道・北広島)
〒061-1112
北海道北広島市共栄41-3
TEL. 011-372-7601 (北海道支店)