こんにちは、R&Rstudioです。

現在、北区のマンションでリノベーション工事を進めています。
先日、断熱性能をアップするための施工を行いましたので、その様子をご紹介しますね。

今回はウレタン吹付断熱を採用しました。

こちらが実際の施工の様子です。

▲ウレタンを吹き付けているところ。施工中、時々ノミを使って厚みをチェックしています。

グラスウールとウレタン吹付の比較

断熱材と言えば、ふわふわした「グラスウール」を思い浮かべる方が多いかもしれませんよね。実は、断熱材にもいくつか種類があり、それぞれに特徴があります。今回は、よく使われる【グラスウール】と【ウレタン吹付断熱】の違いを簡単にご紹介します。

●グラスウールを選ぶ理由
・施工が簡単で、費用が抑えられるため、比較的多くの現場で使われています。
・防音効果を重視したい場合におすすめです。
例えば、既存の壁面に新たにコンセントやスイッチを設置する場合、壁を内側にふかして施工することがあります。その際、内側に空間ができると、音が太鼓のように反響され、今まで近隣に伝わらなかった音や振動が響くようになる事を回避するためにグラスウールを使用することが多いです。

●ウレタン吹付断熱を選ぶ理由
・もっと高い断熱性能を求める場合にぴったりです。
今回の現場では、「外壁側の壁や収納に結露ができてカビが発生している」といったお悩みがあり、ウレタン吹付を選びました。特に「寒さが厳しい」「結露がひどい」「外壁側のカビが気になる」という場合には、グラスウールよりも断熱効果の高いウレタン吹付が効果的です。

・例えば、グラスウールでは厚さが50mmに合わせて施工しますが、ウレタン吹付は30mmでしっかりと施工できるため、隙間までしっかり密閉されます。これにより気密性が高まり、より快適な空間が作れます。

・施工は専門の業者にお願いするため、グラスウールより費用が少し高くなりますが、その分、しっかりとした施工ができます。


断熱材にはいくつかの種類があり、それぞれの特徴やお住まいの状態に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。お客様のご要望や予算に応じて、私たちが最適な方法をご提案いたしますので、どんなことでもお気軽にご相談くださいね♪